211216 加熱すれば大丈夫
ずっと気がかりなことがある。冷蔵庫の中の賞味期限切れの納豆だ。11/27が賞味期限で、いくら腐ってる豆とは言え、そろそろダメなんじゃなかろうかと思っている。加熱したら賞味期限過ぎていても大丈夫だろうと思う派の人間なので、加熱する納豆のレシピなんだろうと幾度なく考えてはしっくりくるものがないという日々を繰り返しては、また賞味期限が遠ざかっていく。今日の退勤の車では納豆のことばかりを考えていた。納豆オムレツかぁ、でも卵一個しかないしなぁ。あー、ひき肉と玉ねぎでかさ増しするといけるかもしれないな、少しレモン汁入れたら美味しかもしれんな、よしそうしよう。そう決めて、運転を続ける。いや待てよ、納豆チャーハンの方がしっくりくるな、大根葉のふりかけもたくさんあるから、それも入れたらいい味になるかもしれない。よしそうしよう。
家に着く。
冷蔵庫にあったいぶりがっこも入れよう。発酵食品だらけだな。旨味多いんじゃないだろうか。納豆にタレを入れて混ぜておく、いぶりがっこを刻む。油を多めに入れて、フライパンを熱する。入れたら泡立つくらいの温度にしたら卵を入れる。ご飯を入れる。いぶりがっこと大根葉ふりかけを入れる。納豆を入れる。ご飯の塊を減らすように、納豆の糸引きを減らすように、潰し混ぜ煽る。(初めて使う動詞、潰し混ぜ煽る)
一旦お椀にチャーハンを押し入れて、円形にしてお皿に盛る。
昨日作ったカレー風味のコンソメスープも盛る。
もう2度と同じ味にはならないであろう、今ここにしかない納豆チャーハンをたべる。今ここにしかないとか言うとマインドフルネスっぽいなと思う。素材それぞれに味があるから、追加で調味料は入れなかったけど、醤油ひと回しくらいして、統一感を出した方が良かったなと思った。スープは結構カレー粉入れたつもりだったけど、ほんのりカレー風味の和服スープになった。コンソメはどこへ。最後に入れためんつゆが結局勝った。
今日書類を書いていて「使うこととしたことで」という文章が出てきて、これ合ってんのかな?語感はいいなと思ったりした。
「確認」と打とうとして早まって「角煮」が出てくるときも、あ〜また角煮頼んじゃったよとほんの少しだけ嬉しくなる。
仕事中のささやかな楽しみくらいないと過ごしづらいから。